第409章:成功しなかった、それでもこの一歩を踏み出さなければならない

「トンプソン先生、ヴェーダはもう何日も痛みに苦しんでいます。声も出せなくなってしまって……どうか、できるだけ早く診てください」

ソレンは胸を締めつけられる思いでヴェーダを見つめ、焦りを滲ませて訴えた。

タイラーがベッド脇へ寄り、ヴェーダの手を取って脈を確かめようとする。

だがヴェーダは痛みがあまりに強く、それが反射になっていた。触れられた瞬間、痛みがさらに増し、思わず――相手を叩こうとした。

「ヴェーダ、治してもらうんだ。動くな!」

真っ先に反応したゾーイが、ヴェーダの手首をきゅっと押さえ込む。

「トンプソン先生、申し訳ありません。ヴェーダに攻撃するつもりはないんです。ただの反射で...

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